片貝さんのタックキュロットスカートを作りました。

片貝夕起さんの新しいソーイング本、「パターンレーベルの子供服ソーイング Style Book」の型紙を使って、タックの入ったキュロットスカートを作りました。

片貝さんのLesson Book の方を長らく、そして有難く使わせて頂いていたので、新しい本が出ているのに気がつきませんでした!

Lesson Book と比べて、違うところは、

・いまどきの流行を取りいれている(女の子のファーブルゾンとか、コンビネゾン等が入っている。)

・サイズ展開が100~150と広い。(中学生くらいまでカバーできそう。)

そしてLesson Bookと同じく、とても縫い方の説明がわかりやすくて、使いやすいです。

前がタックだから、見た目がすっきり

大人の服もそうですが、ウエスト全体にぐるっとゴムが入っていると、お腹周りがもたついて、履きやすいけど、野暮ったくなります。

ここでは、お腹のところは、タックが入っていて、ベルトになっているので見た目がすっきりします。(後ろ側にゴムが入っています。)前ベルトは、ベルト芯を入れず、接着芯を前ベルト全体に貼るようになっているので、型崩れしにくく、しかし履いたとき硬すぎないという、工夫された仕様になっています。(さすが片貝さんですね。)

生地について

本では、ターコイズ色のフランネルを使っていてとても素敵です。

わたしは、前に買ってあった、千鳥格子の模様の入ったニット生地を使いました。写真では普通の布帛に見えますが、伸縮性が低めの中厚のニット生地です。綿だから洗えるし、ニット生地なのでやわらかく履きやすい。

よく伸びるニット生地は、普通のミシンで縫うのはなかなか骨ですが、あまり伸縮性のないニット生地だと、普通のミシンでも縫えるし、履き心地もいいのでおススメです。

ポケットはこんな感じ

ポケットの袋布に、余っていた水玉模様の接結ニット(あまり伸びないもの)を使いました。

あまり伸びないとはいえ、スカートの生地もニット生地なので、ポケット口が伸びすぎないよう、縫い代に伸び止めテープを貼ってから縫ってあります。(もし、袋布にブロード生地を使うのであれば、伸び止めテープは不要です。)

つねづね思う事ですが、片貝さんの本は、ポケットがついてて、しかも、縫い方の説明がとても丁寧!

最近は移動ポケットとかあるから、必須ではないにしても、やっぱりポケットは何かと便利です。説明が丁寧で、ちゃんと本の通りにやれば決して迷子にならないので、ぜひやってみて下さい。

型紙を写す時は、2サイズ分一緒に写す。

話が少しそれますが、型紙を写すときは、今必要なサイズともう一つ上のサイズを一緒に写して作っておくと便利です。

というのも、子供がサイズアウトするのは思ったより早い!そして、気に入ったデザインは、また作る可能性が高いので、その度に違うサイズの型紙を作るのは、手間もかかるし、写す紙もまた必要です。

外側が140サイズ、内側のピンクが130サイズのライン

わたしは、しばらく前から2サイズ位は一緒に写して使うようになりました。(写真のように、1枚の型紙に2サイズ分写します。)縫い代を付けるときに邪魔になるようだったら、適宜折り込むなりすれば案外大丈夫です。間違いにくいように、内側の小さいサイズの線は、目立つ色で書いておくといいと思います。

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