娘に伝えたい洗顔術 

はじめに

 わたしが自分なりに納得のいく洗顔法にたどり着いたのは、もう40代も後半のことでした。
 それまで一体何をしていたのだか…
 洗顔料は、ドラッグストアで買えるものから、化粧品会社のものまであれこれ試したのはもちろんのこと、美容部員の方が、「手のひらで30回泡立てて」と言えば、律義にそれを守った時期もありました。
 でも、皮脂は落ちても、なんとなく角質が落ちない、すっきりしない洗いあがり。20代の頃はあまり気にならなかったのが(たぶん自然なターンオーバーがうまく働いていたんでしょう)、30代になると、ますます気になるようになりました。
 一度なんかは、あごのザラザラがあまりにも気になって、セロハンテープでピーリング?したことすらありました。(わたしの黒歴史です。お肌に悪いので絶対にやめましょう!)
 そんな中、思いついたのが、赤ちゃんを洗うときはガーゼをつかうのだから、それを真似してはどうか?ということ。
 ガーゼ、なかなか良かったです。そしてあれこれ試すうち、大人の肌には、木綿の手ぬぐいのほうがもっといい!ということに気づきました。ガーゼは少し柔らか過ぎるのかもしれません。

手ぬぐい洗顔のやり方

必要なものは、
 手ぬぐい + 石けん

これだけです。
 手ぬぐいは、木綿100パーセントの品質の確かな日本製のものを。それから、いわゆる洗顔料ではなく石けん!
 わたしは、生活クラブ生協の無添加の固形石けんを使っています。
 温水もしくは水にひたした手ぬぐいに、石けんをこすりつけ、手のひらでこするようにして泡立てます。
 泡立て用のスポンジのような、派手な泡は立たないけれど、実に細かいクリーミーな泡になるのを実感できると思います。
 手ぬぐいの表面に、このクリーミーな泡が乗っている状態、これで顔を洗います。
 あまり強くこすらず、顔の上をシュルシュルと、皮脂や角質のたまりやすいところ、小鼻周りやあごのあたりは少し念入りに。あとは、水もしくは温水ですすぐだけ。
 わたしは、これでほとんどつっぱりませんが、気になる時は、化粧水で保湿をします。
 季節によって、皮脂の出具合、肌の乾燥状態も変わるので、わたしの場合、
・夏:朝晩2回洗顔、石けん+手ぬぐい
・春、秋:朝は気になるときだけ洗顔
・冬:温水+手ぬぐい(石けんはなし、晩のみ石けんを使う)

というように、洗顔の回数と石けんを使う回数を加減しています。

手ぬぐいについて

 先ほどから「手ぬぐい」と書いて来ましたが、実は、洗顔だけのことを考えると、手ぬぐいそのままの大きさは必要ないのです。手ぬぐいの長さは80~90㎝位ですから、洗顔のことだけ考えれば、手ぬぐいを3等分したくらいの大きさで十分です。
 きれいな染めの入った手ぬぐいを切るにはしのびないので、わたしは、日本製のさらしを一反買って、洗顔用、体洗い用、台所の布巾用にそれぞれ切り分けて使っています。1反(10メートル)で、1700円位です。これだとコスパはかなりいいです。さらしは、薬局や手芸店、ネットでももちろん購入できます。

洗顔ミトンの作り方

 もし、お時間と手間が許せば、下記のような洗顔ミトンを作ってみてください。何より洗顔しやすいし、さらしの幅は15㎝ほどで出来て、小さければその分使用後のすすぎに手間もかからないし、早く乾くので衛生的です。

作り方:さらしを15cm位の幅に切り、2つに折ります。
 両端にジグザグミシンをかけます。

さらし
洗顔ミトン

 ひっくり返して縫い目を隠すという手もありますが、あえて、乾きやすさを考え、裁ち切りのところにジグザグミシンをかけるだけにしています。

いかがでしたでしょうか。
コスパよし、洗いあがり最高の洗顔法!、って自負してるんですが、もしお手元に手ぬぐいがあったら、騙されたと思ってぜひ一度お試しください。

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