ダンボールコンポスト 屋外で冬越し&冬の野菜 (体験記 その6)

ミニ温室を作りました。

10月に2箱目を終了、熟成に回し、3箱目に突入しました。
今回の課題は、「屋外での冬越し」です。
当地は北関東で、コンポストが凍結するということはありませんが、冬場はやはり分解が遅くなるので、屋内に入れるほうが無難です。
昨年、玄関の三和土に置いたところ、土っぽい匂いがどうしてもこもるため、夫の大反対に合い(-_-;)、やむなく台所の片隅に…。でも、実はダニが発生しておりまして。よーく見ないと、粉?みたいな感じなので、家族には春まで知らせずやり過ごしたのですが、あんまり衛生的とは言えませんね。

というわけで、今度の冬はどうしようかとあれこれ考えた挙句、写真のようにベランダにミニ温室風の囲いをつけて設置してみました。土台は、今は使ってない食洗機の台で、ちょうど下の段にコンポストの箱がすっぽり収まるのですね。

太陽があたる前面と側面は、ビニールクロスです。開閉できるよう、2枚を左右から張って、着物の打ち合わせのように前面で20cmほど重ねています。
多少の通気性も確保しないといけないので、上下は多少のすき間を設ける感じでクロスを張りました。
背面は、今は使っていないアルミの保温シートを再利用しました。

*ビニールクロスは、たしか2mmの厚さだったと思います。テーブルクロス用でも売っているし、農業用の資材売り場でも買えます。

この温室を使いだしたのは、11月から。
去年の感じだと、11月いっぱいくらいは、保温につとめなくても外で大丈夫ではあったのですが、カバーも出来たことだし、早めに(*^_^*)

朝見ると分解で出た蒸気が内側に結露して、写真のように真っ白ということもよくありました。

米ぬかは冬でも最強でした。

結果、基材の温度は昨年屋内においていた時とほとんど遜色なく、12月は何もしなくても30~40℃台と順調でした。

ためしにミニ温室の庫内の温度も測っていたのですが、太陽があたる日中は、40℃とかそれ以上にまで温められていました。

ただ、曇天が続いたり、雪が降ったりしたときなど、気温も低く基材の温度が上がりにくい時は、随時米ぬかをカップ1/2~1杯程度入れて様子を見ました。(12月の下旬から2月中旬くらいまで、週に1回くらいのペースでした。)

わたしのこれまでの経験ではやはり米ぬかは最強!です。微生物のかたまりのような気さえします。
うちでは、15キロほどの玄米をコイン精米機で精米した時の米ぬかを冷蔵庫にキープしておいて、結局それで一冬持ちました。

米ぬかは手に入りにくいと思う方もいらっしゃると思いますが、精米所にこだわらなくても、精米のサービスをしているところなら分けてもらえると思うので、ぜひ聞いてみて下さい。

大根とほうれん草が育ちました。

コンポストの肥料で、10月に種まきして育てた大根です。買い物袋を2重にして、土の深さは30cmほど取りました。初めて大根を栽培しましたが、長さ20cmくらいまで成長しましたよ。

ほうれん草。これも種から育てました。
間引き菜はその都度サラダでいただきました(*^_^*)

おまけ

我が家の一鉢だけのパンジー。
水をあげてただけですが、コンポストの肥料効果でしょうか、株はどんどん大きくなり、この冬ずっと花を絶やさずに咲き続けてくれました。
パンジー、ありがとう!

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