新婚当時(ってずい分昔になりましたが)、揚げ物したあとの油の扱いに困っていました。3~4回揚げ物に使って、そのあとは、「固めるテンプル」?。でも、あれって、うわっ思うくらいゴミが出ませんか?
そんな頃、料理の本か何かで、揚げ油は二番油として炒めものに使えばよいということを知り、それ以来実践しています。おかげで、我が家ではほとんど廃油が出ませんし、「固めるテンプル」etcも使ってません。
わたしのやり方はこんな感じ。
中華鍋に油を入れて、揚げ物をする。
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こし網のついたオイルポットに使った油を移す。
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(この時、こし網には「油こし紙」をセットして、揚げかすが、よりよく濾せるようにする。)
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オイルポットにある油(二番油)は、炒め油として、日々使っていく。
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次に揚げ物する時は、中華鍋に、オイルポットの油+新しい油を足して使う。
こうして、オイルポットの中の油は、順次少しずつ入れ替わることになるので、揚げ物するときに、特に油が古すぎて胃もたれするなどということはありません。
ポイントは、
- 揚げ物したあとの油は、ちゃんと濾すこと。(少なくとも、こし紙を使って)
- 日々、二番油を消費すること。
でしょうか。
毎日お弁当で揚げ物するお宅とかだと、濾す手間も馬鹿にならないので、このやり方ではなくもう少しアレンジが必要かもしれませんが、でも、揚げ物した油は、まだ他の料理につかえるんだよということが一般的になれば、もう少し、家庭での廃油も減らせるのにねーと思います。