これからはグリーンツーリズムだと思う – 子供にさせたい自然体験

里山体験をしてきました。

昨秋から冬にかけて、何度か住まいの近くで里山体験をしてきました。
市の行事だったり、市の後援をうけたNPOの企画だったりしたおかげで、参加費は子供300~500円、大人700~1000円とか!(^^)!せいぜいそんな感じで、近くの森で工作をしたり、焚火をしたりして、一日家族で楽しんできました。

ドキドキの間伐体験

上の写真は、家族で作ってきたクリスマスオブジェ。
実は、この時は、プログラムの中に里山の木の間伐体験が含まれていて、市で所有している里山の木を実際に切らせてもらった時に一緒に作ったものです。

伐った木は、直径13cmほどのヒノキ。のこぎりはNPOの方が用意してくれた刃渡り30cmぐらいのものです。親子二組につき1本の割り当てがあり、それぞれ交替しながら、30分ほどで切り倒しました。

立木を伐るなんて、わたしも初めての体験です。木を切り倒すって言ったら、チェーンソーでウィーンみたいなイメージ?(←これだって、実際に見たことはない)。でも、時間はかかりこそすれ、素人でものこぎり1本で切れるんだなあということを知って、すごい新鮮な気分でした。

何かをしたいのは、「大人」も「子供」と一緒。

そして、切り倒した木の幹をまた短く切り、払った枝も使ってクリスマスオブジェの作成です。
あーでもないこーでもないとデザインをめぐって夫婦でやりあっていたら、通りかかったNPOのスタッフの人が
「こーゆーのは、だいたい大人の方が夢中になっちゃうんだよねえ」

気がついてみれば、うちにかぎらず、他の大人たちも子供そっちのけで作業してました(-_-;)

ともあれ、自分たちの手の出し過ぎを反省しつつ、カラスウリの実や赤い実を使ってデコレーションして、完成。

「体験」は最上の教育

わたしは、常日頃から子供には、なるべくいろいろな体験をしてほしいし、させたいなと思っています。机上の知識だけを積み上げていくことほど、もろくて底の浅い学習はないと思います。
植物だって、昆虫だって、実際に見て触ってみることで沢山の発見や驚きがあって、これは図鑑を100万回見ようとも得られないことです。

レシピ本を100回熟読したところで、シェフにはなれないように(-_-;)(って、つい自分がやってしまうことなのですが)、実際に体験してやってみないと、本の知識は生きてはこないと思います。大人の世界も子供の世界も。

写真は、別の里山体験に行った時に、見せてもらった鳥の巣です。これをガイドの方はたまたま山歩きの途中で拾ったそうです。

使われている材料や形状からして、エナガの巣ではないかとのこと。材料に沢山のほかの鳥の羽や羽毛が使われているので、中に手を入れると、ほんのりあたたかいんです。

本の知識は忘れても、このあたたかさだけは、子供もわたしも一生忘れないような気がします。

遠くにでかけなくても

お住まいのところが大都市なら、少々遠出をしなければならないかもしれませんが、地方なら、自然体験をしにわざわざ遠くへ出かけなくても、実は結構近くで、わたしが体験したようなことが出来るかもしれません。最近は、自治体で農業体験だったり、自然教室だったりを開いていたりします。ぜひお近くで探して行ってみて下さい。

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