自分にダメ出ししない生き方

この数年、いわゆるお年頃(更年期とも言う)のせいか、体調に波があります。
些細なことでイライラすることが多く、自分でもわかってるけど、そのイライラが止まらない。
いやはや、ほんとうにしんどいです。

毎日の家事でも、朝起きてから、簡単な朝ごはん作るだけでも、もうしんどくてしんどくて、あーもうーやだーって思うこともずい分ありました。

そんな時、わたしはある事に気がつきました。

わたしは、どうしてこんなに毎日毎日自分にダメだしばかりしているんだろうって。

ママ友に「うちの子がやんちゃで困る。」って愚痴られれば、

「男の子は、でもさー、元気が一番よ!活発なのがいいよー!」とフォローし、

逆に「おとなし過ぎて困る。」と愚痴られれば、

「~くんは、優しいんだよね。まわりのこと考えて行動できる子なんだよ!」

とフォローし。

まわりの人に対してはフォローしまくっていたにもかかわらず…

でも、自分に対しては、「あー、面倒くさいからって、今日も冷凍食品使っちゃったよ。最悪!」とか。

自分が満足に出来なかったことを、あれもこれもと自分にあげつらっていました。

本当は、体調だって良くもないんだから、そんな中でも、「とりあえず、曲がりなりにも夕飯つくれたからOK!」って自分に言ってあげたって良かったんですよね。

100%出来なくても、たとえそれが80%でも、60%しか出来なかったとしても、出来なかった部分を責めるんじゃなくて、出来た部分をほめてあげたっていいんですよね。

が、しかし、この数年間のわたしは、出来なかった数十パーセントを自分に対して絶えずダメ出しする毎日。

しんどいのは、更年期のせいにばかりしてたけど、そうではなくて、結局、自分の敵は自分だったんだ、とようやく気がつきました。

それからのわたしは、とにかく、自分をフォローしまくる!出来たところの自分をホメる!ということを心がけるようになりました。

するとどうでしょう。あんなにつらいと思っていた毎日の家事だのあれやこれやが辛くなくなってきました。なんだかもう魔法みたい。

暗くて先の見えないトンネルにいるような気分だったのに(ほんとに)、今はもうそんなトンネルはどこかに行ってしまいました。

と、そんなある日。
明け方、ハッとして目を覚ましました。昨日、仕掛けておいたパン焼き器。
「イースト入れるの忘れた!!!」

前にも一度失敗しているのですが、その時は、入れ忘れたために当然ふくらまず、巨大なお団子が出来ていました。

あーやっちゃったあああああ。と、思った瞬間、わたしにささやく声がありました。

「ベーグルって思えばいいじゃん!」

自分の影なる声よ!まさにGood Job!

自分でもびっくりするような明け方のナイスフォロー(?)いやあ、笑えました。

(ちなみ後から調べたら、ベーグルもちゃんと発酵させて作るんですね。ベーグル、ゴメンナサイ。)

結局、朝になったらちゃんと焼けてて(イーストは入れ忘れてなかった)、でもね、いいの、入れ忘れてたって!地球がひっくり返ったわけじゃないんですから!

夫に、「いやあ、肩のうしろからささやく声が聞こえてさあ」なんて話をしたら、「うわっ気持ち悪!」って引かれましたが、でもね、大きな声で言いたいです。

(更年期じゃなくても、もっと若くて何でもいいけど)
毎日がしんどくてつらいアナタ!

自分にダメ出しばかりしちゃダメです!

自分で自分をフォローする言葉を持ちましょう~!って。

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