まずは箱と基材を用意
一つ目のコンポストを熟成させる(投入をやめる)ので、それに合わせて2箱目を用意します。
初回は、講習会を開いてくれた団体のかたに、セットになっているのを分けてもらったのですが、今回は、ちょうど使えそうなダンボールも手近にあったので、自分で用意することにしました。
ダンボール:
ダンボール箱と言っても、ミカン箱のような丈夫なもの、具体的には、断面を見るとわかるのですが、2層になっているものが良いそうです。(よく出回っているのは、1層ですからご注意を。)
そして、底は湿気で傷みやすいので、底の大きさに切った中敷き用のダンボールをもう一枚、底に敷きます。
それから、基材を入れたときに、ある程度上に空気の入る空間があったほうがいいので、ダンボール箱の高さが足りないときは、上の写真のように、元々のふたの部分を上にのばして、テープで固定し、ふたを別に他のダンボールで作ります。(上の写真では、茶色い部分がふたです。)
注意:箱を作る時に底に使ったり、ふたを上にのばしたりするときに使うテープは、クラフトテープがいいようです。ガムテープや他のプラスチックテープは、張ったところが蒸れてそれからダンボールが傷んでしまうそうです。
上にかける虫よけのカバーは、最初に譲ってもらったニットのカバーを使用します。
(大き目のTシャツでも作成可能です。)
基材はピートモスともみがら燻炭(くんたん)を使用
最初にダンボールに入れておくものを「基材」と呼んでいるのですが、これは、やる方によってバリエーションがあるようです。
いわゆる「土」を使う、腐葉土を使う、等々。
わたしは講習会で教わった配合で、2回目も行くことにしました。
- ピートモス 15リットル (15リットル入り(396円)x1袋)
- もみがらくん炭 10リットル (5リットル(260円)x2袋)
かかった費用は、計916円
どちらも、近くのホームセンターの園芸のところで買えました。
いよいよ2巡目へ
初回のものはわれながらうまく行った?ような気がするのですが、それにしてもドキドキしながら2巡目に突入です。
やり方は、初回とほとんど同じ。ただ今回は基材が前回よりさらに乾いている気がするので、しばらくは、中心部分だけに投入して、その部分だけかき混ぜるようにします。
(ちなみに、最初に少し水を足す、というやり方もあるそうです。)
投入し続けて、約2週間後、基材もほどほど湿り、朝見たら、立派な白カビが出ていました(^_^)。(これはうまくいっている証拠だそうです。)
春先に始めるのはおススメらしい
4月の初旬に始めて、今日で3週間くらいですが、やはり気温が高いからか、冬に比べると外に置いておいても分解が早いような気がします。
特に工夫をしなくても、温度が35~40℃以上になります。
気温が低い時期は虫がつきにくいという利点はあるので、それはそれでいいかな?とも思いますが。
マメじゃなくても出来る
わたしは、鉢物を枯らすのがとても得意で、はなはだ自分は園芸向きじゃないなーと思っていたのですが、なんとかダンボールコンポストは続いています。なぜなら、
いわゆる生ごみは、毎日出るから、忘れようがない(*^_^*)
からだ、と気がつきました。
毎日の作業は、投入する前に、基材を切り返すのに(空気をよく含ませるために)、せいぜい5分くらいなものです。それで、ゴミの量が半分に減って、ゴミ出しの回数も半分になって、おまけに堆肥のごほうび、っていいことづくめと自分では思っているのですが。
忙しい奥さんでも、わたしのようにマメじゃない人でも出来ると思うので、興味があったらぜひ試してみて下さい(^_^)
関連記事:
ダンボールコンポストを始めました (体験記その1)
ダンボールコンポスト1回目のまとめ (体験記その2)