子供のバルーンパンツ(かぼちゃパンツ)を作りました。

使った型紙は、片貝夕起さんの「いちばんよくわかるパターンレーベルの子供服ソーイングLesson Book」です。
本の中では、赤紫色っぽいリネンで作られてて可愛い中にも上品な感じもします。
ここでは、ダンガリーの生地を使いました。

市販の服では当たり前のようについている、前2つ、後ろ2つのポケット。
恰好いいですけど、自分で縫うとなるとこれが結構な手間。
それゆえ、今まで作ってきたもののほとんどは、ポケットがないか、もしくは後ろポケットのみのデザインのもの。

片貝さんのこのバルーンスカートは可愛いんだけれども、ポケット、どうしようかなあと、しばし悩みました。いっそバルーンの形だけは真似して、ポケット省略しちゃおうかなあとも思いましたが…

頑張ってついて行きます。

本を眺めているうちに、本の説明も写真入りで丁寧だし、娘の服作りもしばらくぶりなので、頑張ってついて行くことにしました。
本のデザインにアレンジを加えたのは、前ポケットのポケット口の部分だけ。あとはすべて本の手順に従って縫って行きました。

縫いながら思ったのは、ほんとに片貝さんの説明は、至れり尽くせりで、とても親切だということ。他の方の本だと、端折ってありそうなところが丁寧に解説されています。あと、ポケットの底を袋縫いにしたりとか、ウエストがごろごろしないように、布の耳を使ってベルトを裁つようにしたりとか、あちこちよく考えられてるし、出来上がった時に自分で言うのもナンだけど、すっきりして美しい(^_^)ですね。

片貝さんの本が優秀なシェルパのように、丁寧に道案内してくれたおかげで、わたしにとっては少々複雑な縫製も、何とか迷子にならず仕上げることが出来ました。(縫製にかけた時間は4~5時間位だったと思います。)

ちょっとだけ楽した部分は、

baloon pants01

わたしが今回ちょっとだけ楽した部分は、前のポケット口のところ。
本来は、一回中表にして縫って、縫い代に切込みを入れたら裏返して、また表からステッチをかけるのですが。
元の生地がダンガリーで、少し可愛くもしたかったので、写真に見える通り、ポケット口を表からバイアステープでくるんで、ついでに白の綿レースもはさんで縫いました。
って聞くと、こっちのほうが面倒な気がしますが、そこは、手抜き女王のわたし。しつけ代わりに、当ブログのミシンでまっすぐに縫う、きれいに縫うためのコツ、7つで紹介した「裁ほう上手」を使って、それぞれの布がずれないように、ところどころ軽く接着して、バイアステープの上から一発で縫いました。ははは。
(裁ほう上手は便利ですが、貼ったところが固くなるので、ここのようにしつけ代わりにする時は、べったりとは塗らず、点々と塗る感じがいいと思います。)

後ろポケットも同じチェック柄のバイアステープと綿レースを使ってラインをいれ、サイドに挟みタグを挟んで、アクセントにしてみました。

baloon pants03

娘の笑顔が最大のごほうび

うちの娘は、あまりおしゃれコンシャスな娘ではなくて、最近は特に「動きやすければそっちのほうがいい」みたいなところもあるのですが、それでも、母の手作り品が可愛く出来たときは、一瞬、パッと顔が明るくなります。この「パッ」を見ることほどうれしいことはありません。
今回は、布を裁断する前から、デザインはこれで、生地はこれだけど大丈夫?とか、ポケットのデザインは、こんな感じにするけどいい?他にこういう方法もあるよ?とか、何度も娘に相談しながらだったので、出来上がっても、あっという驚きはなかったけど、娘の顔に「OK!」のしるしが見れたのでほっとしました。

他のお母さんもそうだと思いますが、娘の笑顔がほんとに一番のごほうびですね。

スポンサーリンク
google
google

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
google