最近のハロウィンブームとともに、クリスマスのアドベントカレンダーもずいぶん一般的になったなあと思います。普通にスーパーでも売られてますものね。
わたしが子供の頃は、日本にはカケラもなかったと思う。今の子どもがうらやましい。
先日届いた雑誌の「マリー・クレール・イデ」に可愛いのがあって、木の枝からひもを垂らして、紙の袋をつけていったもの。「こんな感じならうちでも作れるかしら。今年は我が家も手作りだ!」と意気込んだわたしですが、11月の日にちが経つのが早いこと早いこと。
最初はそのまま真似するつもりでしたが、素敵な枝が見つからなかったのと、あんまりオリジナリティーがないのもどうなのよ?と無駄に悩みだし、日ばかりが経ってしまいました。
そしてわたしが悩んだのは、デザインもそうだけど、
- 娘が自分でカレンダーからお菓子をとりだせる構造じゃないとね、ということ。
(わたしが取ってしまっては楽しみも半減) - とりだした跡が、きれいじゃないと嫌だなあ(これはわたしの好み)、ということ。
- あと、出来ればコストはかけずになるべく簡単に作りたい。
よく売っているアドベントカレンダーは、窓を開いてお菓子を取り出す、という構造が多いと思うのですが、お菓子を取り出したあとが、なるべくきれいな方がわたしとしてはうれしい。
結局あれこれ考えた挙句、
- 個包装のお菓子を、折り紙で包み、(リボンをつけて)
- ダンボールの箱に、輪にしたセロハンテープでお菓子の包みを張り付けていく、
というところに落ち着きました。
![](http://la-petite-bobine.viola.link/wp-content/uploads/2016/06/advent-calender2015-300x221.jpg)
手作り感満載ですが。
最初は、大きめの平面のダンボールを使おうと思っていたのですが、ちょうど手元にあったのが、中ぐらいの大きさの蓋付きの化粧箱だけだったので、箱を開いて裏返し、ダンボールの色が表に出るように折り直して(表の色がいまひとつだったので)、壁面になる箱の底の面は、きれいにみえるよう緑とオレンジの色画用紙を貼りました。
「マリー・クレール・イデ」のとは、うって変わって素朴そのもの、バタバタ感ありあり?の出来上がりですが、親子で作れたし(娘が数字とイラストを描きました)、一応間に合ったから、めでたしめでたしということで。
中に入れるお菓子は、バラのお菓子を見つくろう時間がなくて、たまたま見つけた無印の「24種類のお菓子」(500円位)を入れました。
ちなみに、
写真1のマリー・クレール・イデのほうの作り方
- 紙封筒を24枚用意。封筒の上の二つの角を三角に切り落とす(屋根をイメージ)。
封筒の中にメルトン地の布を入れて、周りを赤い糸でミシンでぐるりと縫う。 - 封筒の表には、
赤い紙を窓の形に切ったもの、
数字をプリントして切り抜いた物を貼り、 - 枝に4本ひもを結んで、ひもの縦に6枚の封筒を張り付けていく。
(封筒の裏面に上下2か所でテープでひもを固定。) - 封筒に小さい枝、花、実などをマスキングテープで貼って、飾り付け。
*赤い窓は、切り抜いた紙を貼るような説明になっていますが、カッターで封筒を切り抜いて、中の布を見せてもより窓っぽくなっていいかなと個人的には思いました。
来年も親子で作れるといいなあ。(今度はもうちょっとセンスアップしてね(^_-))